ウキウキなえちゃんのクソブログ

マインスイーパーのやり過ぎでIQが上がりました

過ぎ去りし時を求めて

 

ご機嫌いかがでしょうか。好きなタイプは森高千里、なえとすです。

 

最近、サークルの後輩がブログを始めていたため、それに触発され私もブログを始めてみました。文章書く事自体が元々得意ではないのですが、身の回りの出来事などをぽつぽつ書き連ねてゆきたい次第でございます。

なお、今回初めての記事を書く前に、軽く自身の近況をお伝えしたいと思います。

 

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ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、私は昨年秋頃より体調が悪化し、11月末ノックアウト、そこから2ヶ月程度歩行が困難な状態で寝込んでいました。

そもそも就職以後は家庭の事情などによる多忙により、元来の知り合いの方々と顔を合わせる機会がみるみる減っていました。現在はある程度は体調も回復していますので、今後は今まで会う機会のなかった方々へ積極的に顔を出していきたいと考えています。

ご心配、ご迷惑を掛けた皆様には深く感謝とお詫びを申しあげます。本当に皆さんお世話になりました、ありがとうございます。

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身体壊すギリギリを攻め続けてたらいつか壊す事になるんで、みんな気をつけてね!おい小西!聞いてるか!

 

さて、上記の通り最近は特に何があったというわけでもないため、少し遡って自身の中学時代の話を書きたいと思います。私のターニングポイントと言っても過言ではない、ある女の子ついてのお話です。最近は昔の事を色々思い出せなくなりつつあるので、記憶にあるうちに備忘録として書き残しておきたい所存でございます。

 

ペットボトルにまで愛を貫いた青春。

 

-------------第1章

平成20年初夏、中学2年の私は、近場に構える馬のマークの進学塾に通っていました。その中で特段頭が良いわけでもなかった私は、いつも真ん中のS2クラスで、またクラス内成績でも真ん中ぐらいの平凡中学生でした。そもそも友達に合わせて入塾しただけでまるで向上心がなかった私は、授業内容が難しくなるにつれホワイトボードの公式をノートに写すだけの事務作業チンパンと化し、親の学費や貴重な時間、帰り道に買う缶ジュース代などをゆるゆる浪費するしょうもない日々を送っていました。

 

そんなある日、例の如くチンパンと化していた授業中、不意にノートの切れ端が机の上を滑り、隣の席からこちらへ届きました。そこには「この問題わかる?」と女子特有の可愛らしい丸文字が。隣を見ると、こちらへ僅かに視線をやり、柔かに微笑む14才の少女がいました。彼女の名は高木なつ(※仮名)。同じ中学に通う、私と同じくらい平凡な成績の女子。当時の私は隣の席のことを全く気にかけてもおらず、その時になり初めて、彼女を身近にいる女の子として認知しました。

 

ミドルショートが似合う彼女のふとした仕草や表情、穏やかな雰囲気、何より柔らかな笑顔から零れ落ちる八重歯。これがもう本っ当にクッソ可愛いかったんですよ。本っ当に。全てが。皆さんにもどうか分かっていただきたい。是非おすそ分けしたい。さすがにこれだけでは伝わらないと思うので、今からどれ程可愛いかったかを簡単に説明します。

 

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ハローキティって知ってますよね。彼女が世にも憚る可愛いさのシンボルマークである事は周知の事実ですが、何より彼女を生み出したのはサンリオです。サンリオは何十年にわたって「可愛い」という分野に対し、ありとあらゆる普遍的な概念、未知なる可能性を世に与え続けて来た魅惑の総合商社です。例にあげてもキリもなく、ハローキティ、ポムポムプリン、バッドばつ丸、きりみちゃん、マイメロ.... 

 

彼女は私にとってのサンリオピューロランドでした。

 

私は切れ端の問題を教えてあげ(当時はギリ自分のが勉強が出来た)、その後の「ありがとう」の言葉が、彼女特有の柔らかな笑みと共に、私の心に温かな雫を落とし、それが五臓六腑に染み渡る感覚をしかと噛み締めていました。その後も塾でのプチ文通は続き、次第に授業中の下らない講師の話について「今の面白かったね!」だの、「授業つまんないね」だの雑談も混ざり、そのうちお互いが来たり帰ったりする時も多少は声を交わすようになりました。それ以来、何の収穫もなく塾へ行くクソみたいな週2日が、今か今かと待ち遠しい希望に満ちたSTAY GOLD週2日、板書チンパンへ向けたご褒美バナナ餌付けタイムへと変容していったのです。

 

こうなると中学2年、淀川の出口の方みたいに濁みに濁んだ暗い青春街道爆走中の中坊が、卓球部でクソみたいなオタク集団に片足突っ込んでウダウダとすみっこぐらししていた、PSPハルヒらき☆すた観てウヒィー言うてた中坊がこーーんな事されちゃったら、宗家サンリオの全てが凝縮されたあの柔らかな八重歯スマイル。抱きしめたくなるマショマロボディ。小学校の卒アルに書いた将来の夢はお嫁さん。こんなん大っ好きになる決まってるじゃないですか。馬鹿かお前。こーんな完璧少女が現実いれば二次元美少女ハルヒゆきぽも沙都子も幽々子様も消し飛ぶわ。液晶の裏側で引きこもってる女共にもう用はありません。

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※当時かなり入れ込んでいた幽々子様。純愛系東方SSを読み漁り、近所のT君に愛を熱弁していた日々も有りましたが、なっちゃんには勝てませんでした

 

例えばですよ、4歳になるまでNHK教育テレビ一本絞りで育てられた、ぐ〜チョコランタンニャッキとゆうがたクインテット程度しかアミューズメントコンテンツを知らない幼児が、生まれて初めてサンリオピューロランドに行くとどうなりますか。そりゃあどんバマりするでしょう。うら若き幼女もひろみちお兄さんよりダニエルを取るでしょう。年配カップルでもご安心、けろけろけろっぴとかのキャラが優しくランドをエスコート。出来立てのポップコーンも促されるまま買ってしまうでしょう。サンリオピューロランドは大人も子供も問いません。それら全ての魅力が内包された可愛いの権化高木さん。そりゃあ板書チンパンにも恋のやる気スイッチがバチィって入りますわ。14歳夏、好きな人ができました。

 

こうして思慕の情念が芽生え、塾の文通だけでは耐えられなくなった頭ポムポムプリンの板書チンパン(14)は、湧き上がるリビドーに身を委ね、ついに中学校でもサンリオスマイルを求め暴走を始めました。

 

 

だいぶ長くなってしまったので、この辺りで一旦切らせていただきます。お目汚し申し訳ございませんでした。

こんなブログ最後まで読んでる人そういないと思いますが、この話は続きであと2章ほどあります。気になる人はまた読んでください。何より長くてすいません。

 

次回投稿は6/23(土)21:00となります。

ご拝読ありがとうございました。